ビタミン活用ガイド | ビタミンAやB、D等の摂り方や症状に効くビタミンなどについて
口内炎に効くビタミンとは
口内炎や口角炎ができてしまって困ったことはありませんか?
口内炎は、口の中や舌の粘膜が弱って起きる炎症です。
疲れがたまった時などに起こりやすくその原因は様々ですが、
ビタミン不足が主な原因の一つしてあげられます。
特にビタミンB群が不足すると粘膜が弱り、炎症をおこしてしまいます。
ビタミンB群の8種類の中でも
ビタミンB2とビタミンB6の不足が口内炎の要因ともいわれています。
ビタミンB2は、細胞が酸素を取り込むのを助け、
粘膜を丈夫にする働きがあります。
一方のビタミンB6は、細菌に対する免疫力を高め、
細胞を作る働きがあります。
ですから、どちらが不足しても粘膜に異常をきたし、
口内炎の原因となってしまうのです。
また、5ミリくらいの白い潰瘍(かいよう)が頻繁にできてしまう
再発性のアフタ性口内炎は、ストレスが原因ともいわれています。
ビタミンB1やビタミンCを多く摂取することで
原因となるストレスを抑制する効果があります。
ビタミンB1とビタミンCは、どちらもストレスを抑える物質を生成しようと
多く消費されてしまうビタミンなので、
ストレスを感じた時に不足してしまうことが多いのです。
ビタミンB群を含む食べ物で口内炎の予防や改善をしましょう。
★ビタミンB1
主に豚肉に多く含まれます。
★ビタミンB2
牛レバーや納豆、ほうれん草に多く含まれています。
★ビタミンB6
マグロやかつおなどの魚類、牛ヒレ肉などに多く含まれています。
★ビタミンC
果物に豊富に含まれています。
ビタミンB群は水溶性ビタミンなので水に流れ出てしまいます。
「煮る」「茹でる」など加熱調理にはあまり向いていません。
この中ではビタミンB2が比較的に熱に強いビタミンなので、
さっと炒めたり調理方法を工夫すると上手に摂取することができます。
ビタミンCも水溶性ビタミンであり、さらに酸化しやすく、
アルカリや熱にも非常に弱いため、壊れやすいビタミンです。
果物をそのまま摂取することがおすすめの摂取方法でしょう。
疲労回復に効くビタミンとは
ハードな仕事が続く、激しい運動のあと、夏バテなど
忙しい毎日の生活でいつまでも疲れが取れないことがありませんか。
これは体内に入った糖質はエネルギーに変換されされる際に
一部が乳酸という疲労物質にかわって蓄積してしまうためです。
ビタミンB1を摂取することで、糖質のエネルギー変換を促進し
乳酸がたまるのを抑えられます。
ビタミンB1は水溶性ビタミンで、「豚肉」に多く含まれています。
豚肉のビタミンB1が糖質のエネルギー変換を促進し、
疲労回復に効果的なため、
"夏バテには豚肉が良い"といわれているのです。
また、日々の生活でストレスが溜まったときに、
寝ても寝ても疲れが取れない、あるいは眠れない、
集中力が下がったりすることがあります。
これは、体内でストレスを抑える物質を生成しようと
ビタミンB群やビタミンCを多く消費してしまうので、
ストレスを感じた時に不足してしまうことが多いからなのです。
ですから、ビタミンB群やビタミンCを多く摂取することで
たまったストレスを抑制し、より早く疲労回復することができます。
こうして、糖質をエネルギーに変換するのは主にこのビタミンB1です。
しかし、その効果を発揮するには、8種類のビタミンB群すべてが揃わなければ
十分ではありません。
ですから、ビタミンB1だけでなく
8種類のビタミンB群をバランスよく摂取することが大切です。
また最近では、手早くビタミンB群を豊富に摂取できる
ビタミン注射も注目されています。
ビタミン注射はその即効性が何よりの魅力です。
仕事などで忙しい毎日、規則正しい食事を摂れない、
すでに酷い疲労状態などの場合にはおススメの方法かもしれません。
眼精疲労に効くビタミンとは
パソコンやDVD、テレビゲームなどで目を酷使する現代。
乾き目や目のかすみ、充血、そして酷い場合には結膜炎など
目のトラブルを抱えている人も多いのではないでしょうか。
こうした眼精疲労が酷くなってしまうと、
頭痛や肩こりの症状となって現れます。
放っておくと体のあちこちに悪影響を及ぼし危険です。
そこで「目のビタミン」とも呼ばれるビタミンAを摂取しましょう。
ビタミンAとは、視力を正常に保ち、
涙の量を調節して目が乾くのを防いだりして目を健康な状態に保つ働きをします。
そのため、ビタミンAが不足すると目が乾きやすくなり、
眼精疲労がさらに進行してしまいます。
また、ビタミンA不足といえば「夜盲症」を発症することもあります。
これは暗い所や夜に目が見えにくくなる病気で、
目が光を感じる機能自体が弱くなってしまうこともあります。
このビタミンAには大きく分けて二つあります。
一つがレチノールでもう一つがカロチンです。
どちらも体内でビタミンAとして働く栄養素です。
レチノールは、
主に鶏レバーやウナギなど動物性の食材に多く含まれています。、
カロチンは、
ニンジンやモロヘイヤなど緑黄色野菜に多く含まれています。
ビタミンAは脂溶性ビタミンのため余分に摂取すると体外に排出できずに
過剰摂取になる危険があります。
ですから摂取する時には、必要な量だけをビタミンAに変換する
カロチンによって摂取しましょう。
特に他のカロチンの二倍のビタミンAを含有しているβ―カロチンがおすすめです。
脂溶性ビタミンですから、食材から摂取する場合は油を使って調理をします。
サラダなどの生の場合は、
油の入ったドレッシングと一緒に摂るなどの工夫をするとよいでしょう。
肌荒れに効くビタミンとは
ビタミンは私たちの身体に必要不可欠な栄養素です。
そして、ビタミンは美容などにも深く関わっています。
例えば、ビタミン不足によって肌荒れやニキビができたり、
髪の傷み、口内炎などの症状があらわれます。
では、肌荒れなどにはどんなビタミンが有効なのでしょうか。
実は多くのビタミンが肌荒れに有効です。
ここで肌荒れの原因を考えてみると
体内に活性酸素が発生して細胞や組織を傷つけられてしまうと、
老廃物がたまっていくことで起こります。
この肌荒れの原因である活性酸素の働きを抑制するのが
ビタミンCとビタミンEです。
ビタミンC、Eには抗酸素作用があり、老化の速度を緩やかにし、
肌や身体の健康を守ってくれます。
さらに、ビタミンCはコラーゲンの生成に大きく関わっているため、
皮膚を張りや弾力のある状態にし、また血管も丈夫にしてくれます。
肌のビタミン=ビタミンCと、広く考えられていることでしょう。
実際にビタミンCには、こうした肌を健康に保つ効果があるのです。
また、この他に肌荒れには有効なのはビタミンB群です。
ビタミンB群は主に糖質や脂質、たんぱく質の三大栄養素をエネルギー変換します。
この「代謝」が促進されることで、
古い皮膚がはがれ落ち、新しい皮膚が生成されます。
これによってより若々しい肌に近付き、ニキビや吹き出物も抑えられます。
肌荒れの原因は人によって違います。
規則正しい生活と食事が何より基本ですが、
ビタミンの摂取を心がけることでより大きな効果を得ることができます。
マルチビタミンサプリメントの効能について
ビタミンのサプリメントには次の2種類あります。、
※ビタミンを総合的に摂取できるマルチビタミンサプリメント
※ビタミン個別のもの
このうち、テレビや雑誌などでも話題になっている
マルチビタミンサプリメントとはどんなものなのでしょうか。
一般的になマルチビタミンサプリメントには
13種類あるすべてのビタミンからビタミンKを除いた
12種類が配合されています。
ただし、ビタミンAについては過剰摂取の危険が高いため、
β―カロチンとして含まれています。
また、この12種類にミネラルを一緒に配合したものも多くあります。
ミネラルには特に必要な16種類の「必須ミネラル」があります。
このうち十分に摂取することができる「ナトリウム」「リン」などを除いた
10種類ほどが配合されているものが一般的です。
こうした複数のビタミンやミネラルは、
それぞれに作用しあいながら、お互いの効果を高めています。
そのため、マルチビタミンサプリメントは
手軽に複数のビタミンを効率的に摂取できる手段といえます。
また、過剰摂取の危険性のあるビタミン個別のサプリメントに比べても、
マルチビタミンサプリメントはその危険性が低いと言えます。
そういった面でも、どうしても特定のビタミンだけが不足してしまう場合などを除き、
マルチビタミンサプリで総合的な栄養素を補う方が安心でしょう。
このような効能のあるサプリメントですが
基本的には食材から栄養素を摂取するようにしましょう。
そのうえで、不足分などを補助的に摂取するために取り入れましょう。